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主張・見解

日本母親大会の成功へ力をつくそう

婦民新聞第1559号(2017年7月30日号)より

第六十三回日本母親大会が、八月十九、二十日の両日、二十九年ぶりに岩手県で開催されます。「安倍政権打倒」の声が全国を包み、国連で人類史上初めての核兵器禁止条約が採択された今年の大会は、母親運動の歩みに大きな確信を与え、実りある討議が深められることでしょう。

岩手県は、一九五五年、スイスで行なわれた第一回世界母親大会に日本代表の一人として一戸町の土川マツエさんを送り出し、母親運動の種が東北の大地にまかれた歴史があるところです。石川啄木や宮沢賢治の作品を通して、自然の営みや、社会や政治に目を向けた多感な生き方の足跡が感じられる魅力ある街でもあります。一方被災地訪問が企画されているように、東日本大震災から七年たった復興の現状を見つめ、国に働きかける運動を共有する学びの地でもあります。

十九日は、若い世代の企画「行列のできるしゃべくりカフェ」はじめ、くらし、、女性の人権、平和と民主主義、など二十二の分科会と「賢治・啄木」「男女平等の扉を開いた岩手の女性」「沖縄連帯」の特別企画など、工夫を凝らした内容になっています。二十日の全体会は、「写真で伝える世界、東北の今=vと題した安田菜津紀さん(フォトジャーナリスト)の記念講演、現地の文化行事など魅力ある企画になっています。

平和で安心な社会をつくる母親運動の精神がいっそう求められる今、婦人民主クラブも参加団体の一員として、大会成功のために奮闘する決意です。

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