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主張・見解

安倍暴走政治阻止、憲法、平和、くらし守れ

婦民新聞第1534号(2016年10月10日・20日合併号)より

戦争法、くらし・経済、TPP(環太平洋連携協定)、沖縄米軍基地、改憲―これら重要な課題が山積する第百九十二臨時国会の論戦が始まりました。都合の悪いことは国民に語らず暴走を続ける安倍政権。その最たるものは、昨年九月に強行した戦争法の全面的運用の企てです。政府は南スーダンPKO(国連平和維持活動)に派遣する「駆けつけ警護」など新任務を付与することを想定した訓練を開始しました。南スーダン情勢は深刻の度を増し、自衛隊派遣の前提となる停戦合意などは総崩れです。しかし安倍首相は国民の危険を一顧だにしない無責任な態度に終始しています。

またTPP承認案・関連法案の審議も重要な争点です。安倍首相はキューバで「TPP承認が得られ、関連法案が成立するよう全力で取り組む」と表明。しかしTPPの本質は、多国籍企業の利益追求のために、食の安全、医療、雇用など、あらゆる分野の「非関税障壁」を撤廃するところにあります。日本の経済主権を根こそぎ奪うTPPの批准は決して認められるものではありません。

一方、「アベノミクス」の破綻、消費税増税で国民のくらしの厳しさは深刻です。加えて、進行する医療、介護、生活保護など社会保障制度の大改悪。さらに今焦点の沖縄の米軍基地問題、継続審議となっている残業代ゼロ法案も重要な争点となります。そして何よりも安倍政権による改憲の策動をゆるさないこと。国会内外で野党共闘、政治を変える運動を呼応させ、安倍政権を追い詰めていきましょう。

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