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主張・見解

原水爆禁止世界大会を成功させましょう

婦民新聞第1369号(2011年7月10日発行)より

東日本大震災・福島原発事故から四か月、いまだ収束の目処も、復興・復旧の見通しも立たないなかで、私たちは広島・長崎・ビキニの原水爆の被災に続き、今また原発による被曝の危険にさらされています。原子力依存の危うさを、あらためて知らされることになりました。

このような状況のなか原水爆禁止世界大会は、八月三日から九日まで広島・長崎で開催されます。恒例の関連行事「核兵器なくそう女性のつどい」は、今年は八日夜、長崎で開かれます。

福島原発事故を契機に世界は原発からの撤退へと大きく舵を切っています。未曽有の原発事故の渦中にある日本で世界大会を成功させることは、世界の運動に希望と勇気を与える上でも重要なことです。被災地を励まし、連帯して進められてきた国民平和大行進も広島・長崎をめざしています。被災地では困難な中だからこそ代表を送り全国の仲間に伝えたいと、代表派遣に取りくんでいます。

世界からは、国連代表をはじめ、核兵器廃絶の先頭に立っているエジプト、メキシコ、キューバの政府代表、原発撤退を決めたドイツなどヨーロッパの平和団体、アメリカ、ロシアからの核被害者の代表、アジアの平和団体の代表などが参加を表明しています。「核兵器のない平和で公正な世界」をテーマに運動を交流し、次のステップへの道筋について話し合います。私たちも核兵器全面禁止の新署名をたくさん集め、代表に託しましょう。核兵器のない世界への確実なステップを踏み出すために二〇一一年世界大会を成功させましょう。

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