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主張・見解

札幌で第52回はたらく女性の中央集会

婦民新聞第1245号(2007年9月10日発行)より


はたらく女性の中央集会は、女性労働者や自営業・農山漁村で、はたらく女性の要求をもとに、はたらく権利と雇用・くらし・平和を守り、女性の地位向上と男女平等の実現をめざし、交流・学習・討論する場として、労働者、業者、農民、女性団体が共同して取り組んできました。先の参議院選挙では、格差と貧困を拡大する安倍自公政権の構造改革路線に厳しい審判が下されました。こうした情勢の中、今年の第五十二回中央集会は札幌市で開催されます。

はたらく女性の賃金は、男性一般労働者に比べ女性一般労働者で六七・一、女性パート労働者で四六・八であり、依然として格差は是正されていません。女性管理職の割合が少ないこと、二人に一人は非正規労働者に置き換えられている現実があります。賃金の切り下げ、業務量の増加という労働条件の悪化を受けて、生活を維持するために、女性の非正規労働者の一割はダブルワーク、トリプルワークを余儀なくされています。

このような実態から、はたらく女性は多様な要求をもっています。格差是正、雇用を守る、大企業の横暴を規制し、暮らしと営業を守る、消費税増税反対、食糧自給率の向上、食料の安全確保、男女ともに人間らしく働くルールの確立を、医療、介護、年金などの公的な拡充、子どもが人間として大切にされる学校・教育を、憲法改悪阻止、核兵器廃絶、男女平等への逆流を許さないなどなど。

現地実行委員会には婦民札幌支部も参加して準備を進めています。交流を深めて、明日からの活力にしていきましょう。

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